双子と本と

双子男子と産業翻訳者母の読書と日々の記録

双子育児で免許取得後 : 実際に園送迎できるの? 悪天候の日は?

双子の送迎のために運転免許を取得後、実用レベルで乗れているのか、悪天候や想定外の事態のときはどうしているのかをまとめてみました。

個人差や環境・条件の違いの大きいところではありますが、子育てで免許取ろうか迷っている方や、育児のために久しぶりに運転してみようという方のご参考になれば幸いです。

 

↓双子育児で免許を取得したときの話はこちら

reading-nook.hatenablog.com

 

10月(1ヶ月目) : 免許交付、園の送迎を始める

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交付当日、ひとまず乗ってみることに。

初回の発進前は、双子の勘のいい方の一人が、「お母さん運転席から降りて」と泣き出してしまいました。子供にも分かるこの怖さ。初日は、教習所周辺と違って急な坂道に苦戦し、助手席に乗ってる旦那さんも不安そうでした。

とりあえず、園の送迎から練習開始。

園までは10分なのですが、

  • 狭い一方通行の道
  • 制限速度30〜40kmの住宅街
  • 制限速度50kmの3車線道路

と様々な道路があり、練習にはちょうど良さそうです。

半月経つと、園の送迎はなんとなくつかめてきて、次のステップとしてショッピングモールのケーキ屋さんに立ち寄って、園のお誕生日会のケーキを届けてみました。

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重たいケーキ2台を抱えて、どこに駐車したか忘れかけてうろうろ。ショッピングモールの駐車場入口のぐるぐるでかかる負荷にも戸惑います。

路肩に止める前にハザードを点灯させるのもまだ慣れません。

初月は、エンジンの始動音やエンジンをかけること自体がまだちょっと怖かったです。 


11月(2ヶ月目) : 園の送迎+αの練習を開始

新しいサングラスはなぜか家族に、がらが悪い、といわれました:D

11月は日の出が早く、日の入りが早いので、朝日や西日が眩しくて、サングラスをもう一本購入しました。

年度末に向けて予算を使いたい事情から、道路や水道の工事が増えて、迂回や車線の減少を頻繁に経験。

この辺りから送迎ルート以外にも慣れるため、送迎ついでに制限速度60km区間に合流で入る練習を何度がしてみました。偶然車がいなかったのであまり練習にはなりませんでしたが、登り坂の加速には少し慣れました。

いまさらですが、お昼過ぎのお迎えは眠たいことに気づきます。

コーヒー飲める方が羨ましい。

 

12月(3ヶ月目) : 年末の交通の危なさを知る、首都高は助手席で

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園のクリスマスの劇のため、少し遠方のホールまで送迎。
制限速度60km区間を初めてまとまった時間走行しました。この速度だと少しハンドルがふらつく感じを覚えます。いずれ使うであろう高速が心配に。
イルミネーションがきれいな季節なのですが、よそ見が増えるので夕方以降は運転を控えていました。年末年始は人も車も浮足立っているので、12月下旬から1月の三が日の間は運転を避けています。

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また、クリスマス前でも湾岸線などは、トラックが多くて怖いなという印象でした。

首都高は助手席から眺めることにして、いずれ走るときのためにドライブレコーダーの映像で、合流や危険箇所をチェックをしています。

この時期になると、さすがにエンジンの始動音や振動が少しずつ怖くなくなってきました。

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↑年末は高速道路をつかうので三角表示板を購入
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↑載せるとこんな感じ。でも高速道路で停車したときに、トランク開けてこれを取り出して設置するのは、想像するだけでも怖いです。

結局停止表示灯も購入

 

1月(4ヶ月目) : 少し遠くへ送迎開始

助手席にずっと座ってた旦那さんがもういいかなと思い始め、一人で運転することが増えてきました。

加えて、少し遠方への送迎もするようになります。

遠目の送迎は、ダッシュボードにラムネを常備して夕方の運転に備えています。私が食べるとこどもたちも欲しがるので、4歳児が食べやすいクッピーラムネも一緒に。

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11月同様、関東の冬の午後4時台は、登り坂が太陽と同じ角度になると視界0になる箇所があるので、サングラスもよくかけるようになりました。

サングラスは、ダークブラウンと ライトブルーのレンズを持っていますが、計器も読みやすいライトブルーを使うことが多くなってます。

 

2月(5ヶ月目) : 雪の日は運転も登園も諦める

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雪の日は、急坂の多い地域なので諦めて園に行かず運転もしない。
そしてスタッドレスにも履き替えていない。

寒い季節なので、血糖を補っていたラムネの代わりに、甘い紅茶をサーモマグに入れて車載するようになります。

↓サーモマグは細めがドリンクホルダーに入れやすかったです。チョコレートアールグレイやキャラメルフレーバーにお砂糖を投入

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この時期少し良くない慣れが出てきてしまい、初めて自宅駐車場で後退するとき目視での後方確認を忘れてしまいました。教習所で検定のあと最後に、後退するときは絶対に目視でも後方確認するようにと、実際に身の回りで起きた怖い事例を交えて教えてもらったにもかかわらず。慣れって恐ろしい。

あとは、60km道路への合流で側方ばかり確認して前方を見ていなかったので、家族から怖いと言われてしまいました。

ここに来て、ある程度私が運転に慣れたことが確認できた夫は、私に運転の練習をさせようというモチベーションが下がってしまいます。結果ほぼ夫が運転することに。

 

3月(半年) : 近隣の走行は大丈夫、駐車と高速は。。。

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半年経つとできることも少しずつ増えて、駐車券を取るときに、遠くてシートベルトをはずすことはなくなりました。ショッピングモールなどに寄ったあとの送迎ルートへの復帰や、混雑時の迂回ができるようになったことで、ようやく園送迎以外の部分で時短や生活の変化を感じています。

3月は最後の積雪もありました(溶けたのでスタッドレスなしで送迎)。

下旬になると車内が暑く、汗でハンドルが滑りそうになってきます。体質によるとおもうのですが、これから暑くなることを考えてグローブを購入しました。教習所でグローブ(ハーフフィンガー)をされている指導員の方がいたので、ちゃんと聞いとけばよかったです。

別の乗り物用(馬)のグローブを代用したのですがしっくりこず。これ以上グローブを増やすのはちょっと、夫に話したところ、安全が5000円くらいならありじゃない、と言われてなんとなく納得。

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↑キャメルだとあまり目立たなくて良いです。

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↑内側はオプションで穴あけ加工してもらっています

グローブとか、どんな走りをするのかと思われそうですが、ただ臆病で手に汗握ることが多いだけなんです。首都高の急カーブとか、滑るとほんと死ぬと思うので。。

ちなみに技能教習では、膝にハンカチ置いて、信号で停まるたびにハンカチを触ってました。

3月は生活の変化も大きかったので、危険を感じる場面も多かったです。

幼稚園の行事が多くて疲れが溜まってしまい、1回旦那さんに運転を交代してもらいました。もし可能であれば運転を諦めることも大事だなぁと。

あとは、春休みに旦那さんの運転で羽田空港に行ったとき、首都高の横羽線経由で行くときに通るC2はちょっと初心者には手に負えないと感じました。(C1は当分使う気にもなれないです)

急カーブを曲がった先に渋滞で完全に停止している車列があったり、危険予測が難しい印象です。

↓見通しの悪い急カーブの先に。。

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↓完全に停止してるレーン
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↓ 右のレーン走ってたら危なかった、と運転してる家族がつぶやいてました。
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後から知ったことですが、C2で運転してた旦那さんが足をつっていたそうです。最近よく足をつるので、次回は運転を代われるように高速教習を受けたりして準備したいと思います。

旅行や行事がかさなり、半月ほど乗らなかったのですが、この時期だとそれくらい空いても感覚が鈍ることは少なかったです。

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駐車はというと、週に数回しか乗らないのと、買い物に行くのが数えるほどだったため、半年経ったのにおかしいな、という感じで。(実は園送迎が特殊で、ドライバーは車から降りない、つまり駐車はしないパターンでした)

基本に立ち返るために教習所で教えてもらったやり方で1人で運転してみたら、なんとなくつかめつつあります。

 

半年間のおでかけの記録

訪れた施設

  • 幼稚園(ダブルスクールのため遠方もあり)
  • 最寄りと急行で数駅先のショッピングモール
  • スーパーマーケット
  • 小児科
  • 市民ホール
  • マクドナルドのドライブスルー

半年間、割と狭い範囲で乗り切っております。近場だと、役所に併設の図書館に行きたいのですが、役所の駐車場は、複数箇所あるのが鬼門で。行こうと思っていたところが満車だったときの対応が今後の課題です。

最寄りの小児科は、パーキングメーターで駐車するタイプです。直進で路肩に駐車できるときはいいのですが、今後手前のスペースに駐車車両がある場合、縦列駐車が必要になるので復習しようと思います。

マクドナルドは、駐車するよりも、モバイルオーダーの後ドライブスルーで受け取る方がとても楽に感じました。

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↑運転より双子を降ろす時の方が、気を使います

 

運転を遠慮した施設・道路

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ガソリンスタンドは、帯電体質なので怖くて遠慮しています。除電キーホルダーを使った数秒後にパチっときてしまうので。次回は電気自動車にしたいです。羽田への運転も交代したいのですが、トラックの多さや渋滞、事故などいろいろ不安が多いのでまだまだといった感じです。

 

半年経った現状 : 送迎と子育てに必要な施設は大丈夫、首都高はまだ遠そう

免許取得後半年たった現状は、肝心の幼稚園の送迎は問題なくできています。あとは、ショッピングモールの駐車をもう少し素早くできるとよいのですが。

園の発表会等で少し遠くに送迎するときは、制限速度60kmの国道を使っています。10分ほどの短時間であれば、車線変更が怖いので最初から右側の車線を走って右折時に焦らないようにしていたりします。このあたりは、もう少し柔軟にできるように慣れていきたいところです。

また、多くを求めなければ、乗れているのですが、首都高の運転はまだ遠慮しておこうかなと。まずは東名下りなどで家族と交代して少しずつ練習して、高速道路自体に慣れていこうと思います。

あとは、最寄りの小児科で縦列駐車が必要なので、教習所の指導員の方が作ってくれた縦列駐車のメモを、いざというときのために母子手帳ケースの近くに常備しました(ちゃんと読み返さなければ)

余談ですが、双子が軽めの風邪を引いたときのお出かけ先として、車外に出なくて済むマクドナルドのドライブスルーでハッピーセットを買ってくるというのをやってみました。スーパーに行くのは遠慮しようかな、というときによさそうです。

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↑家族4人分なので受け取りに若干戸惑う

そんな感じで、30代後半で免許を取得しましたが、ありがたいことに今のところ園の送迎含め大きな問題なく移動できています。引き続き安全に気をつけて、少しずつステップアップしていけたらと思います。

(しかし首都高C2には大きな壁を感じる。。)

 

つづく