世の中にたくさんあるABCの絵本。この絵本は、ボードブックのABCの絵本の次のステップとして、2歳のお誕生日にもらったものです。表紙はきらきら輝くグリッター付きで、各アルファベットはりんごなどよくある名詞ではなく、お話の世界の登場人物たちがモチーフになっています。
そのため、基本の名詞をすでに日本語で覚えてしまったお子さんのほうが楽しめるかもしれません。大人でもちょっと知らない外国の妖精がいたりして、読み聞かせをする人も楽しい1冊です。
もうひとつの特徴が、日本の絵本にはない、つるつるとした不思議な感触の紙。薄いラミネートを施したような紙で、子どもたちがちょっと荒く扱っても破れません。
アルファベットの絵本は繰り返し読むことが多いので、0〜1歳代に読んでいたボードブックですら、すでにボロボロに。
定番の本だからこその丈夫な紙質はとてもありがたいです。
ワールドライブラリー WORLDLIBRARY という子供向けの書籍の出版やサブスクリプションを手掛ける会社が出しているもので、この絵本の原書はイギリスのものです。
↓1歳までは、こちらを読んでいました。ぼろぼろになるまで読んだ双子たちのお気入りの本です
読み聞かせをするときは、アルファベットを読み上げてくれるタブレット型のおもちゃを使って発音を聞きながら読むことも。あまり私の発音が良くないので、このおもちゃにかなりお世話になっています。
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子どもたちが自分で眺めるときは、知らない文字を知りたいのと同時に、おとぎ話のキャラクターや紙の不思議な質感も楽しんでいるようです。
きらきら輝くグリッターの表紙にひかれて手にとってみるところから始まる読書。知識を得る以外の楽しみ方がある本もいいな、と思える絵本でした。